競馬を始めたのは今から10年以上前、職場に中途で入ってきた後輩に誘われたのがきっかけです。
当時はナリタブライアンが全盛期で、その年の春の天皇賞はブライアンとマヤノトップガンの2頭を買えば絶対当たると言われ、生まれて初めて馬券を購入した。
結果ははずれ、勝ったのはサクラローレル、誰それ?という感じでした。
その次はNHKマイル、ファビラスラフィンで決まりと言われ買うと、途中で失速、さらにオークス、ダービーとそそのかされっぱなしではずれが続き、そして春競馬の最後、宝塚記念、もうここは自分で考えて買う!と決め天皇賞で痛い目にあったトップガンを軸に、当時のぼり馬だったサンデーブランチを買うと、これが的中、初めての的中、配当は少なかったけど今でもあの時の気持ちは忘れてません。

今さら聞けない!?競馬の万馬券って何?

私が競馬から教わったこと

ここで競馬から教わったことは、他人の言うことはすべて信じてはいけない、参考程度にとどめて、決断は自分でくださないといけないということです。
今でもこの気持ちは自分の考えの根っこになっています。
その他にも多数の教訓を教えてもらい、その中に自分の信念を変えないことがあります。
あるレースで人気になってこれは絶対来るといわれた馬を買って、実際のレースで見せ場なく負けてしまうことはよくあり、そしてこの馬が自走登場した時には、この馬はもうだめと判断すると、意外に1着に来ることがよくあります。
事実何度もこのパターンで馬券を外した経験があり、最近では可能な限り買うようにしています。
軸にするには勇気がいる時には、ヒモで買ったり、複勝で買って馬連は外したけど複勝でプラスになったこともあります。
このパターンで忘れられないのがヴィクトリアマイルのノームコア、前走の中山牝馬ステークスで2番人気になりながら大敗、次走はG1でいくらなんでもここでは無理と思ったが複勝で抑えておくとなんと1着、少し疑ったけど買っておいてよかったとうれしく思いました。
買い方にも信念が必要で、当時は1~3番人気の中から一頭を選び軸にして4番人気以下に流す買い方でやっていました。
しかし当たらなくなるといっそ穴狙いで行けばとか、単勝で大きく買うとか3連単1点とか買い方を変えて、結局資金が続かなかったり、いままでの買い方をしておけば当たってたのにと後悔することがありました。

 

長く少ない資金で楽しめる買い方を続けている

自分の資金、土日にいくら競馬につぎ込むことができるかと、自分の性格にあった買い方を模索し、決めれば変えないことが大切だとよく解りました。
最近は単勝1点買いで臨んでいて、当たっても大きな利益はでないですが外れてもダメージが少ない、長く少ない資金で楽しめる買い方を続けています。
生き方においての考え方で、競馬から教わった一番大きなことはあきらめることです。
レースを予想している時に、ふと頭をよぎること、この馬が勝つんじゃないかなとかこの馬を買うと決めていて購入直前にやめてしまったりしい、結果馬券を外してしまうことがよくあります。
悔しくて眠れなかったこともあります。
以前秋華賞を予想していた時例の職場の後輩が、絶対荒れると言い出してその時ブゼンキャンドルの名前を挙げました。
確かにその頃の秋華賞は荒れるレースで有名で、一番人気になるであろう馬も前走負けていました。
クロックワークもその年のオークスでは人気になった馬で、休み明けで人気にはなってなく、来てもおかしくないと言われ、この組み合わせは買おうと話しました。
しかし冷静になって考えてみてありえない、前走負けている1番人気がまた負けるとは考えられないと判断して、通常の買い方に変えてしまいました。

 

しょうがないと割り切る気持ちの切り替えを学んだ

結果は言うまでもなく、馬連で20万円近くの配当になりました。
いまでも秋華賞のブゼンキャンドルとクロックワークの組み合わせは忘れません。
しかしそんな時でもしかたない、しょうがないと割り切る気持ちの切り替えを学びました。
子供が高校受験の時に、当日体調を崩してテストに集中できず受験を失敗したことがあります。
みんなは悔しく感じて落ち込みましたが、私はしょうがない、滑り止めで抑えている私立の高校に行けばいい、きっとなにか良いことがあると考えていました。
競馬で免疫がついていたのだと感じます。
その後、子供は私立の学校に通い、以外にもその高校の教育方針が子供に合うものだったらしく、楽しい学校生活を過ごすことができました。
試験を失敗しないで、合格していたらもしかすると学校のやり方についていけずやめていたかもと本人も言いました。
失敗してもあとちょっとのことでチャンスを逃しても、しかたないさと割り切る気持ちの切り替えを学んだことが生き方に良い結果を与えたと思っています。
長くレースを見てきて気づいたことがあります。

 

まとめ

それは騎手の技術で、うまい騎手はレースのペース配分や走るコースを考えて馬を走らせ、最後の直線で絶妙なタイミングで追い出しています。
自分も周りを見て絶妙な仕掛けで立ち回れるよういつも気にかけています。

 

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