「朋和産業の歴史が知りたい」
「朋和産業のパッケージの特徴は?」
「朋和産業で働きたい」

朋和産業は千葉県の船橋市に本社と工場がある株式会社で、1962年の9月に設立されています。
現在の資本金は5億円で、680億円以上の売上高を誇る1500名規模の大きな会社です。
主要な事業はプラスチックフィルムと紙などの素材を使った軟包装資材の製造販売で、販売促進ツールの企画製造と販売も行っています。
包装用機械の販売も手掛けていますから、包装に関する総合的なメーカーといっても過言ではないでしょう。

朋和産業株式会社 | 京都ものづくり企業ナビ
https://www.monodukuri-kyoto.jp/company/4455/

朋和産業の歴史

会社は東京の墨田区に設立されたのが始まりで、会社設立の5年後に現在の本社工場が完成しています。
更に本社ビルの新築が行われ、子会社も設置されて本格的に稼働し始めたのが1979年頃のことです。
1986年には東洋化工包装株式会社が買収され、子会社になっています。
東洋化工包装株式会社が吸収合併された1995年は、千葉県に新たに干潟工場が完成した年でもあります。
朋和産業は1998年に、包装全般を取り扱うレンゴーグループの仲間入りをしています。
具体的には100%の子会社化で、これを機に物流倉庫の増築、本社工場製版棟の増築と弾みがつきました。
2000年代に入ると2003年にデザイン室の開設、グラビア棟の増設やデザイン室の拡張と、デザイン方面に力が入れられています。
一方では海外投資も活発になり始めており、上海駐在所の開設や台湾支店の開設、上海駐在所の現地法人化が続きました。
勿論、日本国内でも投資は続けられていて、ラミネート棟や寮、新工場棟の増築などが行われています。
近年は2018年に新工場棟が完成していますし、2020年には関東物流センターの開設、2021年になるとアメリカに現地法人が設立されました。
このように着実に成長、拡大した朋和産業は、今や食品メーカーにとってなくてはならない存在です。

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レンゴーグループの一員

これまでの実績とそれに基づく信頼性もそうですし、レンゴーグループの一員ということも大きいです。
何よりマーケティングや商品開発、生産供給体制に高品質の追求と、どれをとっても業界をリードする技術とノウハウを持っているのが魅力です。
お客様の要望以上のパッケージの提供、これが掲げられていますから、どういった姿勢で日々取り組んでいるかが分かります。
軟包装資材は必ずしも食品のみに使われているわけではありませんが、朋和産業の軟包装資材は主に食品向けが殆どです。
例えばスーパーマーケットやコンビニに並ぶパン類やごはん類、冷蔵や冷凍食品に米菓や珍味などのパッケージが代表的なものに挙げられます。
一見するとどれも同じような素材、材質のイメージがありますが、実は用途に合わせて使い分けられています。
パンとごはんだけでもパッケージの設計は異なりますし、鮮度を保ちつつ開けやすさと分別のしやすさが求められるので、想像よりも違いは大きいといえます。
チルド食品や冷凍食品は、低温環境で長期的に鮮度を保つ必要がありますから、パッケージに求められる信頼性もまた大きく違うものとなります。
開けやすさが重視されるパンやごはん類と比べて、しっかりとした素材が使われているのが特徴です。
また、光が劣化の原因の1つになるので、光の透過を防ぐ素材が用いられていることが多いです。

商品に合わせたパッケージ開発を手掛ける

朋和産業は商品に合わせたパッケージ開発を手掛けていますし、生産性向上や原価の低減、ミスやロストクレームの削減にも力を入れているので、パッケージはパッケージでも品質が違います。
当然ながら環境に対する配慮も忘れていませんし、社会的な責任がある企業として取り組みをしていますから、信頼できますし安心です。
軟包装資材は他にも、ボイルやレトルトなど耐熱性が求められるものや、フタ状やチャックつきの袋、スタンディングパウチも取り扱っています。
安定した品質が認められていることから、メディカル分野の軟包装資材にも挑戦中です。
生産面ではヒアリングやプレゼンテーションからデザインの作成、製版と印刷にラミネート加工、スリットや製袋、品質管理と製品管理に至るまで一貫体制で対応できるようになっています。
社会にとってなくてはならず、必要とされることを地道に続けてきた企業ですから、朋和産業は従業員からの評判も上々です。
会社に成長や将来性を感じている人が多く、事業に優位性や独自性があると評価されています。
福利厚生にも力が入れられていますし、女性も無理なく働けると評判ですから、男性も女性も自分らしく働くことが可能です。
新しい何かに対して積極的に挑戦する社風ではありませんが、これまでに積み上げてきたものを守りつつ、発展させることが求められるのは間違いないです。

まとめ

パッケージの信頼性が食品メーカーの信頼性に直結するわけですから、安定的に高品質な軟包装資材を提供し続けることが求められます。
大手食品メーカーの商品も扱う軟包装資材メーカーなので、存在感も責任も大きいですし、パッケージメーカーのお手本になっているといえるでしょう。

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